学びのアウトプット
共有ポイント
- カラーセミナーで学んだ根拠を言葉にしてアウトプットしよう!
参加者全員で協力してイベントを作り上げよう!
発表者
大阪営業所
八尾 絢子(やお あやこ)/江口 紗耶(えぐち さや)/前田 駿弥(まえだ しゅんや)/歌坂 玲菜(うたさか れな)
事例を通してノウハウの共有と営業プロセスの可視化を目指す「ベストプラクティス」。第17回目は5月に行われた2024春夏新作発表イベントについて、大阪営業所の八尾さん、江口さん、前田さん、歌坂さんにお話を伺いました。
― イベントの概要についてお聞かせいただけますか?
大阪営業所メンバー)(以下、大)八尾、前田、歌坂、江口の4人で集まって話し合い、自分たち発信でお客様を呼びたいと思い、イベントを企画しました。テーマは「2024年春夏のエディター新作コレクションから紐解く、海外トレンドキーワード」。1日3回開催を2日間行い、各回15~20名の方にお集まりいただきました。
「わ~素敵」の感想や、サンプル依頼で終わらないよう、実際の提案に取り入れていただくことを目標に商品の紹介方法を考えました。ちょうどイベントの準備をしているときにカラーセミナーを受講していたため、せっかくならそこで学んだ知識を活かして、商品単体でのご紹介ではなくトータルコーディネートでのご紹介をすることにしました。
― 準備はどのように進められたのですか?
大)海外トレンドを紹介するにあたり、営業企画部の鈴木さんへご連絡し、プレゼンテーション(以下、プレゼン)のご協力をお願いしました。コーディネート提案は、MANASらしさを表すエレガント、ハウジングに多く見られるナチュラル、マンションモデルルームでよく用いられるモダンの3スタイルを、リビングダイニングとベッドルームの2パターンずつ用意。担当は、各々の主な客先に合わせて振り分け、当日は早川さん、三牧さんにもプレゼンターとして参加していただきました。
ミーティングを週一回行い、コーディネートを作るときは一人で抱え込みすぎず、悩んだらすぐに相談できる場を設けました。イベントの一週間前に勝馬先生にアドバイスをしていただき、プレゼンをブラッシュアップ。
今までは舵を取って進行を管理するリーダーを立てていましたが、今回は総括としてリーダーはいるものの、全員が同じ立場で意見を出し合って企画を練っていくような雰囲気づくりを目指して進めていきました。そのため、当事者意識をより強く持ってイベントを作り上げることができたと感じます。
*コーディネート使用商材一覧はこちら
― 今回のイベントで工夫された点を教えてください。
大)まず鈴木さんによる海外トレンドのプレゼン後、その中で出てきたキーワードを活用してコーディネーション提案を行いました。ひとつ前に出てきたキーワードを紐づけてご紹介することで、印象に残りやすく、より説得力のある提案になったのではないかと思います。
また、せっかく商材を良く見せてくれる環境があるのだから、活用する他はない!ということで、新しいショールームに設置されたルートロンで空間を演出。コーディネート提案が始まるタイミングでルートロンをご紹介しながら調光し、商材の色味が分かりやすくなるようにお見せしました。
*コーディネート使用商材一覧はこちら
他にも、前日にはコーディネート提案時のサンプルの置き方や見せる角度などをシミュレーション。端に立つお客様は見えづらくないか、回遊して見ていただくときにはどのような角度で配置すべきか、自分たちも見る側の視点を持って準備しました。
― イベントを振り返って、“ここがよかった!”と思うポイントはありますか?
大)ひとつはやはりプレゼンの仕方ですね。皆さんもカラーセミナーで学んだことだと思いますが、面積の広いものから順番に見せていき、付け加えていくプレゼン。まずはスタイルの王道コーディネーションをご紹介。次に商品や色を変えて雰囲気を変えたり、ミックススタイルに進化させたりする。1つのコーディネートを変化させていくご提案により、お客様からも分かりやすかったとのお声をいただきました。
*コーディネート使用商材一覧はこちら(前田さん・江口さん分)
またイベント終了後、参加された皆さまが会場に残り、さまざまな商品に触れていただける機会を設けられたことは嬉しかったです。今回のコーディネート提案はカットサンプルを使用したプランボードではなく、見本帳やスカーフサンプルを使用してご紹介しました。提案した商品でなくても、「同じ見本帳に入っている別の商品が気になっている」といったお声がけを回遊時にいただき、具体的な案件にも繋げることができたのは良かったポイントですね。
あとは、ブランドの枠にとらわれないコーディネートを作り上げられたのではないかと思っています。ブランドのイメージとインテリアスタイルを紐づけてしまうことが多い中、今回のプレゼンはひとつのコーディネートにさまざまなブランドを混ぜ込んでいたところが新鮮だったと、鈴木さんからもコメントをいただきました。
― イベント後、お客様との関係に変化はありましたか?または、お客様からいただいた声をお聞かせください。
大)イベントに参加された方の勧めで、当日ご来場いただけなかった方からの個別プレゼンのご依頼をいただきました。他にも物件提案や展示クッションの受注、見本帳購入希望など、イベント企画時から目標にしていたサンプル依頼で終わらず、さまざまな提案に取り入れていただくことに繋がっています。
― 皆へのメッセージをお願いします。
今回のイベントを通して、「商品一つ一つの価値」「根拠のあるコーディネート」を伝える重要さを改めて実感しました。カラーセミナーで学んだことを活かす、そしてMR38の目標達成へ向けて、お客様にとって心地よく、素敵で、忘れられない「空間」をご提案し、売上に繋げていけるよう頑張りたいと思います。
八尾 絢子(やお あやこ) / 2019年6月
― MANASの入社経緯をお聞かせいただけますか?
八尾:ライフスタイルショップから転職。
歌坂:カーテン施工店からの転職。ファブリックメーカーの中でマナの生地が好きだった。
江口:モバイル業界から興味のあったインテリア業界に転職。
前田:飲食業界から30歳を機に興味のあったインテリア業界に転職。
― いまはどんなお客様を担当されていますか?
八尾:マンション・ショップ
歌坂:積水ハウス・大和ハウスなどハウスメーカー・髙島屋・ショップ
江口:デザイン事務所・ショップ
前田:三井ホーム・デザインテック・ショップ
共同者:
大阪営業所:早川 恵(イベント総括、プレゼンター)
大阪営業所:三牧 仁史(プレゼンター)
営業企画部:鈴木 麻央(プレゼンター)
営業企画部:林 聖来(案内状)