〈RUBELLI〉新作コレクション RETURN TO ARCADIA発売のお知らせ
LUKE EDWARD HALL FOR RUBELLI
1889年イタリア・ヴェネチアに創設した世界でもっとも歴史あるエディターブランドのひとつ「RUBELLI(ルベリ)」。
2022年秋冬コレクションでは、ファッションやインテリアデザインなど多方面で活躍するデザイナーLuke Edward Hall(ルーク・エドワード・ホール)とのコラボレーションコレクション「RETURN TO ARCADIA」が登場しました。
デジタルカタログを開く
「部屋をデザインするとき、もっとも重要なポイントはファブリックがミックスされている状態であること。そして、このアイデアこそがRUBELLIとのコレクション制作の原点でした。」ルークはこう語っています。
コレクションに収録されているデザインは13点。
ストライプやフローラルモチーフ、幾何柄が大小さまざまなデザインスケールで表現されたデザインは、イギリス郊外にあるイングリッシュガーデンや古代ギリシャ、古代ローマの芸術、建築物など彼のお気に入りを自らペイントで描いたものです。
その結果、喜びに満ちた非常にハンドメイド感あふれるコレクションに仕上がっています。
【FABRIC:ANTINOUS】
ローマ皇帝ハドリアヌスの愛人として寵愛を受けたアンティノウスの肖像画がモチーフ。
古代ローマの歴史上、悲劇的な最期を遂げた人物であり、その整った容姿とともに、魅力的なキャラクターとして多く描かれている人物です。
ランパス織りで緻密に表現されているため、光沢感とマット感のコントラストが美しいファブリックです。
【FABRIC:RIBBON BOUQUET】
RUBELLIが保有する4000を超えるアーカイブの中からインスピレーションを受けたデザイン。
古いフローラルモチーフのファブリックをもとに表現する際、そのままのカラーで表現すると少しくすんだ印象になってしまうと感じているルーク。
そのため「Ribbon Bouquet」は、ピーチやラベンダーのカラーリングを追加し、適度な甘さを残したデザインになっています。
織りで表現したデザインをコットンリネン生地にプリントすることで、豪華で立体的な効果を生み出しています。
【FABRIC:ROSE GARDEN】
クラシカルな彫像と花のスケッチをコットン生地にプリント。
真夏のイングリッシュガーデンに咲き誇るローズをイメージしています。
イギリス郊外の街で昔ながらのイングリッシュローズを育てているルーク。
繊細な美しさや芳香な香りに飽きることはありません。
ルーク自身が水彩画で描いた濃淡のあるカラーを、ファブリックに美しく表現しています。
【DESIGNER:LUKE EDWARD HALL(ルーク・エドワード・ホール)】
ロンドンを拠点に活躍するインテリアデザイナー兼アーティスト。
イギリスのセントラル・セント・マーチンズでファッションを学んだのち、建築・インテリア事務所にて勤務。2015年に独立後は、バーバリーやジノリなどファッションからプロダクトまでさまざまなブランドとコラボレート。
パリのホテル「オテル・レ・ドゥ・ギャール」の内装も手掛け、ポップな色使いと遊び心のあるデザインが人気です。
物語やファンタジーへの愛から造形されるものこそが彼のデザイン哲学であり、歴史やロマン主義を独自の視点で捉えたカラフルな表現を得意としています。
ルベリとのコラボレーションで初めてファブリックをデザイン。カタログや写真撮影などもすべてルークが監修を務めています。